爪は健康のパロメーター(不妊治療に絡めて)
人の爪は平均的に
手の爪は1日0.1mm、1カ月に約3mm伸び
足の爪は1日0.05mm、1カ月に約1.5mm伸びる
と言われています。
なので
手の爪は約3ヶ月
足の爪は約6ヶ月
ですべて生え変わるくらいの計算になります。
手は上半身にありますので陽気が盛んであり代謝が早く
足は下半身にありますので手より陽気が少なく代謝が遅い
のが原因と東洋医学的には説明がつくかと思います。
また東洋医学では爪は筋の余りと考えられ
筋は肝血に養われているので、
肝血の充実との関係が深いです。
ただ爪は前述したように生え変わるのに長い時間を要しますので
爪が薄い、割れやすい、ぼこぼこしているなどの不調がそのまま
今の不調と直結しているとは限りません
爪の先の方だけの症状なら
足なら6か月前
手なら3か月前
の不調を表していることになります
ただ肝血とは陰の問題で体のベースの問題なので不調は短期間だけでなく継続していることも多いです。
肝血(陰)が大きく関わっているのに陽気が伸びるのに影響しているのも面白いですよね、陰をコントロールするのは陽であるとの陰陽理論が現れているといえますね。
またこの6か月、3か月という期間は不妊治療にとっても大切な期間なんです。
女性(陰)の原始卵胞から卵胞が出来るまでの期間も6か月
男性(陽)の精原細胞から精子が出来るまでの期間も3か月
この期間の肝血の充実は男女ともに大切なんです。
ですので女性なら足の男性なら手の爪の状態が根元から先っぽまで
きれいならその間の肝血が充実していたかの指標にもなるということになりますね。
また体調が悪いと爪の伸びる速度が遅くなることも多いです。