北斗の拳に中医学②
さて北斗の拳と言えばやはり
ではないでしょうか?
中医学の両輪と言える治療は
漢方
ですね。
方角的に
北は陰
南は陽
治療で比較すると
薬物を入れ内側から治療する漢方は陰
外から刺激を与え身体のバランスを調整する鍼灸は陽
効果と考えても
物を入れるので補うのが得意な漢方は陰
外を刺激するので経絡の詰まりなど外側の治療も得意な鍼灸は陽
となります。
もちろん
漢方も外側
鍼灸も内側
の治療も可能ですがその性質から
組み合わせるととても有効に働くのが分かるかと思います。
この漢方・鍼灸の関係をそのまま当てはめたら
漢方は北斗神拳
となりそうですが、
そのままですと北斗神拳は薬物で毒殺する暗殺術
になってしまい絵的に生えませんよね。
そこでツボ・経絡を刺激することにより内側を破壊する拳法としたのかもしれません。
そうならないように日ごろから薬膳や運動の方がより上等な医学と考えることもあります。
薬膳にもっとも大切なのは脾(中央)ですから
作用の強さは関係なく元斗皇拳が上等なのかもしれません。