シシトウはロシアンルーレット
ああ、なんでししとうってあんなにロシアンルーレットなんだろ?今日の一本が一本だけが猛烈に辛かった🌶
— 野良のあざら師 (@azarashi3105) August 30, 2020
株によってちがうの?枝によって?
あんなバラつきが許される野菜、彼らくらいだと思う。
とのツイートが気になり私自身も何回も経験したことが有ったのでネットで検索したら
10本に1本は激辛!? 「ししとう」が辛い原因と見分け方のコツ!
との記事を見つけた。
要約するとストレスを多く受けたシシトウは
形がいびつで、種が少なくなり、香りが強く
そして辛くなるとのこと。
これを読んで人間と同じだと思いました。
そもそも東洋医学とは自然観察をしてそれを人間に当てはめて理解することにより発展してきた医学
共通点みつけるのは得意です。
人間に置き換えて考えますと
ストレスを強く受けると人間も
熱が亢進して過食に走ったりし、筋肉などは付かないが太ってしまったり
食欲がなくなり痩せてしまったりして、形がいびつになります。
そして個体として生きていくのを優先しますのでますので、 脳などへ行く血流が増え下半身に行く血流が減るため 精子や卵子の質が落ちます。
また熱が増えるということは 外に臭いを発散することも多くなることがあり 体臭が強くなるひともいます。
ししとうの中に、人間の縮図があるとも言えるかもしれませんね。
※ちなみに「アラビアータ」とはイタリア語で「怒り」
イタリアの方も辛い食べ物と怒りどちらも熱を発生するのを知ってい たのかもしれません。
ちなみに薬膳でシシトウ(獅子唐辛子)を考えると
- 性味 辛甘/温 帰経 脾・肝・心・胃 効能 活血和胃、平肝明目
となりトウガラシ(唐辛子)は
- 性味 辛/大温 帰経 脾・心・胃 効能 温中散寒、降気化湿、消食開胃
辛さが強い分、肝陰を飛ばしてしまうので唐辛子の方は肝への効能がなくなり、温めでの効能が増えているのではと考察できます。
性味がそれを物語っていますね、
辛いは温め発散、甘いは潤いなど補う作用がありますから。