五神・五志とは(魂・神・意・魄・志)
それを五神・五志と考えます
五志の方は分かりやすいと思うのですが
五神の方は??
となる方が多いと思います
五志の感情のもとになる五臓に蔵された神と考えられます。
意・志は二つ合わせると意志になりますね。
意志には様々な意味があるのですが
- 目的や計画を選択し、それを実現しようとする精神の働き。知識・感情に対立するものと考えられ、合わせて「知情意」という。「
意志 を貫く」「意志 強固」
として話を進めさせてもらいます。
腎とは先天の本*1であり、腎精を蔵し生命の根源であり脳や神経も腎から出来ると考えますから
そこがしっかりすることで少しのことで恐れ・驚きをしない志し
㋐ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。「
㋑心の持ち方。信念。志操。「
が生まれるのではないでしょうか
また脾は後天の本*2であり腎の消耗を常に補っています。
ですのでそこに余裕があることにより意
考えに余裕が生まれますね。
ですので意志とは先天の本(腎)と後天の本(脾)共に充実して初めて強くなると言えるのではないでしょうか。
また意志の意味で
- 目的や計画を選択し、それを実現しようとする精神の働き。知識・感情に対立するものと考えられ、合わせて「知情意」という。「
意志 を貫く」「意志 強固」
と書いた部分の意志に対立する知識・感情が
知識→心に蔵される神
感情→肝に蔵される魂
に当たると言えます。
そして肺に蔵される魄は呼吸や自律神経など意識とは関係なく行われる動きや感覚などをコントロールしていると考えられます。
これらのことからもより根底の余裕などに関わるのは腎・脾・肺
その上に成り立っているのが心・肝と言え
以前に
を書いた理由でもあります。