流派により脈診の配置が違う?
この図の脈の配列は中医学の並びで実は経絡治療では順が違ったりします
そうですね、最近かなり細かく東洋医学の考えで治療される先生に出逢って奥深いと感じ、また勉強しなおしてます。
— Rinda☆札幌☆鍼灸シンガー⭐️はり・きゅうHOTサロン『凛』8月オープンしました! (@rinrin0912) 2020年11月2日
どうでもいい事だったら申し訳ないんですが、脈の右の肺脾心包と、肺脾腎の違いって何なんでしょうか?心包でしか習って来なかったのですが💦
経絡治療では右の尺が腎でなく心包だと考えるのです。
また中医学でも右の腎は命門であると考えることがあります。
それじゃ脈診怪しいのでは?
と思われるかもしれませんが私は問題ないと考えています。
それは実は同じことを言っているのではと考察しているからです。
どう考えているか書かせていただきますと
五臓なのに脈は左右で6ヶ所それを上手く配分する上での違いが出たとも考えられますが私は
chinese-medicine.hateblo.jp
ここに書いたようにより手のひら側が心臓の血液を押し出す作用が現れやすく
体幹側は血管の質や血液など身体の実体(腎精*1の影響が出ると考えています
左右の尺は最も身体のベースである腎の状態が見れる場所だと考えています。
そして人間の身体の部位で考えると
ここに書いたように右下が最も陰が極まる場所
陰とは人の身体そのもの(腎精)ですからそれが機能するためには生命の根源の火が必要になります。
身体があっても動かなければ死んでいるから
それが命門の火と考えますから右の尺が命門との考えも分かるかと思います。
その前提でなぜ経絡治療では心包をここに当てているのか?
と考えると
命門に宿る火は心の君火を心包が相火として受けとり三焦を通り命門(腎)に宿るとの考えがありますので右尺脈の腎・命門・心包は同じことをいっているととらえることも出来るのです。