ウイルスを中医学で考える
まずは陰陽で考えると
陰とは実体があり物を生み出したりする力のあるもの
陽とは動きや情報、エネルギー
と考えますから
ウイルスは最も陽な生き物
情報だけの存在で自分で自分を増やすことが出来ず
宿主(陰)に自分を増やしてもらうから
陽は陰を消耗する
またウイルスを自体は動く事ができない物体(陰)と考えると
それを媒介したりする人の動きが(陽)と考えることが出来ます
どこを基準に陰陽を考えるかでの違いが面白いですよね
ウイルスや細菌の感染症は中医学で考えると外感邪と考えることが出来るのですが
完全に一致するものでもないので注意が必要です。
例えば急に寒くなると人間寒気がしますよねこれを中医学では寒邪と考えますし
ウイルスに感染して寒気がするのも寒邪と考えます。
どちらも体温をあげないといけない状態なので寒気がします。
寒くなった場合は当然ですが、ウイルスに感染した時は体温をあげようと
人間が基礎体温の基準値セットポイントを上げるので
そこまで上がっていない場合寒気を感じますし、身体は熱を逃さないように頑張りますし熱を発生しようとします。
これらを完全に分けるのは以外に難しいのです。
外気の冷えでの寒気でもそれにより体温が下がれば免疫機能が下がりそのままウイルスに感染してしまうことも多いから。
ですので中医学ではどちらが原因でもしっかり体温を上げるのをサポートしたりします。
またウイルスなどに過剰反応をして熱が過剰な場合は熱を抑えます。