北斗の拳に中医学③
私の高校時代の友人に大のアミバファンがいまして彼の言葉借りると
南斗聖拳の使い手でありながら秘孔研究に没頭した男 「俺は天才だ!天才は何をしても許されるんだ!」 ひねくれた性格とすごい器用さを併せ持つ、北斗の拳敵キャラのうちでも強烈な個性を持っているキャラですなwうわらば!
といった感じです。
アミバの天才たる所以は独学で秘孔を研究しているところ
我々鍼灸師は先人の知識・経験を学びツボの使い方、場所などを知りますから
独学の大変さは計り知れません。
ちなみに犬や猫、牛、馬など人間と関わりが深い動物のツボも研究されており
こういった図面もあるほど
ですがこういった図面のない動物のツボを探すとなると至難の業
少し本来のツボとは意味の違うところもありますが
日本人が魚の特定の場所に鍼を打つことで魚の活動を抑え鮮度を保つ技術を開発したが
大変な苦労が伴ったと聞きます
https://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/16th/07-253.html
それを人体実験し放題の世紀末とはいえ行った
アミバは天才としか言いようがありません。
ちなみにこのシーンでアミバが押したツボ
おそらく梁丘(りょうきゅう)と呼ばれるツボに近い場所だと思います
胃経の郄穴で通経活絡・理気和胃
の効能などがあると言われるツボなので
あながち場所おかしくないかも
補いと瀉(抜く)のバランスが悪かったのかもしれませんね
まあ秘孔なので別物ですがw