オックー@漢方(中医学)+鍼灸

薬剤師・鍼灸師・国際中医師A級のオックーが基本、中医学について書いています。

脳の疲れとは

本来生き物は生き残っていくためには、外の環境の変化に対して対応していくのが大切です。

ですので人間の脳は外の環境変化に対してどう対応していくかということで進化してきたと思うのです。

外の環境というのは上手くいかない、上手くいくどちらにしても結果は伴ってくるものです。

ですので体を動かしたりする行為は、結果があり

それによって脳は達成感を得られるのです。

ですが、人間の脳が発達するに従って、実際には外では起きていない環境などに対して思考するということが増えてきたと思われます。

自分が妄想した内容であれば、それに対するしっかりした結果はついてこない場合ももちろんあります。

そうすると、人の脳は結果を求めただぐるぐる同じ思考を繰り返してしまったりします。

そうすると脳はもちろん疲れてしまいますね。

そしてこのような思考の厄介なところは、もうそれについては気にしない忘れようと思えば、よりそれを忘れようとそのことを思い出してしまうことです。

こういった状態に陥った時に一番いい方法は、

体を動かすといった必ず結果のある行動を起こしてみること

体を動かしている間は他のことを考えづらいものです。

ですが単純作業であったり動きを自動化できるような場合は、作業をしながらでも嫌なことを考えてしまったりすることもあります。

作業を自動化しにくい行動とは初めての動きであったりします。

人間とはとても多くの作業を自動化しそこで余裕ができた部分で他の事を考えたりします。

例えば止まっているエスカレーターに乗ろうとした時にとても違和感を感じる方はいませんでしょうか?

これは普段動いているエスカレーターに乗るのに適した歩き方というのを自動化しているからです。

ですが自動化ができないような行動ばかりだとそちらに脳をフル回転させますのでそれはそれで疲れてしまうので難しい所ですね。

職場が変わったりすると自動化している部分が少ないので普段より疲れやすいと感じる方は多いかと思います。

これは体の疲れというより脳の疲れだと考えた方がいいと思います。

ですが面白いのは脳が体をスムーズに動かしていないと、体自体も疲れてしまうことがあります。

ですので脳と身体を完全に切り離すことはできないのですね。

 

中医学では脳の疲れを

心・肝の疲れと考えます

身体である脾・肺・腎との関わりも考えるのが大切と言えますね。
chinese-medicine.hateblo.jp

 嫌なことを考えてしまってストレスを感じた時は

単純作業ではあるが他のことを考えることができないような作業をしてみるのが良いのかもしれませんね。

そこでオススメしたいのがこちらです。

ぷらすまにあ

 https://little-strange.hatenablog.com/entry/2019/12/04/213445

ただ足し算するだけだけど他のこと考えてたら良い結果は絶対に出せないですよね。