オックー@漢方(中医学)+鍼灸

薬剤師・鍼灸師・国際中医師A級のオックーが基本、中医学について書いています。

目の周りのぴくぴくを陰陽で考える


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Twitterで目の周りのぴくぴく(眼瞼ミオキリア)について
左右の頻度についてアンケートを取ったところ面白い

結果が出たのでそれについて陰陽で考察したいと思います。

 

 

70票で投票数として計算すると

 

左側の方がぴくぴくしやすい21票

右側の方がぴくぴくしやすい28票

ぴくぴくする頻度は左右変わらない6票

結果確認用15票

との結果に

左右での頻度差はそこまでないが

左右ともにぴくぴくする方は少なく

どちらかに偏っているのがわかります。

陰陽で考えると頭で起きる症状でして

頭部は陽の領域です、

ぴくぴくなどの動く症状も陽の症状なので

納得ですね

また左右どちらかに固定された症状が出やすいのは

陰の問題が考えられます。(陰は動きが少く実態のあるものだから)

西洋的に考えると特定の神経に問題があると考えることが出来るかもしれません。

そもそも眼瞼ミオキリアは疲れや寝不足といった陰血不足で起こることが多い症状で

陰の問題が絡んでいるのも納得できます。

左右を陰陽で考えると

左が陽

右が陰

ですが頻度にそこまで差がないのでこれからの考察はむつかしいかも知れません。

微妙にでも右が多いことから考察すると、陰血が原因の根底にあるからと言えるかも

 

これらをまとめると

根底の原因は陰血にあるので部位は左右どちらかに固定されやすく

起こっている症状はぴくぴくという動きで部位も上部で陽であるといえます。

治療としては症状の陽も考えないといけませんが

根本原因である陰血へのアプローチも外せないといえるのではないでしょうか