オックー@漢方(中医学)+鍼灸

薬剤師・鍼灸師・国際中医師A級のオックーが基本、中医学について書いています。

陽キャ・陰キャ・インターネット社会にある陰陽について

こういった話はよく出てくるのですが

陽キャ陰キャというのは明るい人や暗い人というイメージですが

陰陽を切り口を変えて考えると

キャラクターというイメージを出しているのはその人の行動であってそれが陽

その人自身は陰と考えることができます。

陰とは実体のあるものでを生み出すことができるものと考えるからです。

そう考えると陽キャ言われる人は

陽が充実しているわけですからそれを生み出す陰も充実していると言えます。

人々が陽キャという人たちに良い印象を感じるのは

明るい行動であってエネルギッシュな人であるということでしょうから

陰陽両方の部分を含めて素敵だと思っているわけです。 

また陽は陰を消耗するという考えもありますので

陰が少ない人が陽キャを演じると陰を消耗してしまい疲れてしまうことがあります。

また陰が少ない人があまりに陽が強い人の近くにいると疲れてしまうのもそのためだと考えられます。

陽キャの人の陰が素敵だと言えば間違いのない表現なのかもしれませんね。

 これも先ほど話したことから考察するとわかりやすいのですが

インターネットが普及して多くの人とコミュニケーションをとるという行為は

より動きが激しくなるわけですから陽と考えることができます

ですがそのコミュニケーションを取っているのは人(陰)なのです。

激しいコミュニケーションは人を疲れさせますから

より自分と同じ考えをしている人を見つけて集団を小さくすることによってその消耗を減らそうとするのは自然の摂理なのではないでしょうか。

直接人と会ってコミュニケーションをする場合はその人自体という陰も見ながら話すわけですが、インターネットという場合は文字であったり情報だけ(陽だけ)でのやり取りになりますから

より陰陽のバランスをとるのが難しくなってくるとは思われます。

よりそういったバランスをとる方法を今後

人類は考えていかなければいけないのかなって思うところでもあります。

 

また陰陽転化とはとても便利な言葉ですがより大きな括りであったり小さな括りで陰陽を見れば実は転化ではないこともあります。

ただ同じ尺度で見ていると転化はしてるんですけどね。

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