巨刺(こし)について
鍼灸で不思議な治療の一つに巨刺(こし)があります。
例えば左手の肘を怪我して動かしのが辛いぐらい腫れあっていた場合
左手の最も痛い部分と同じ右手の部位に鍼を打つと
左手の痛みが軽減するといったもの
これ実際に効果があることも多いんですが
なぜ効くの?と思うところが大きい治療でもありますよね。
左右の経絡の流れのバランスを取るためとの説明がなされていたりはしますが
そこで面白いなと感じた研究がこれ
https://medley.life/news/57eb2e3045b3ea21008b4596/
「ミラー・スクラッチング」と言って鏡などで視覚的な錯覚も含めないと効果がないとの研究ですが、脳が錯覚して痒みが和らぐと言うのが面白い
身体が傷ついても痛みを知覚するのは脳でしてもしかしたらこのような脳の働きが影響しているのでは?とか思ったので書かせて頂きました。