オックー@漢方(中医学)+鍼灸

薬剤師・鍼灸師・国際中医師A級のオックーが基本、中医学について書いています。

脈が弱いときのとりかたのコツ

脈の弱い時の取り方のコツを聞かれたのでお答えしようかと思います。

基本的に脈が弱いのはその人の特徴ですので脈を取りにくいのは悪いことではありません。

ですが人によって脈のルートが少しずれていたりする方もいますので、 初診時に脈がなかなか取れない場合は時間をかけてでも場所を把握しておくことが大切です。

場所が取れた後の弱い強いはその体調によるものだと考えるべきだと思います。

また軽く触れた時でもすぐわかる脈が強いのはすぐ分かると思うのですが、 軽く触った時軽く触った時は全く脈が分からないが 強めに押し込むと、しっかり脈が押し返してくることがあります。

これは脈が弱いのでなく脈が沈んでいると考えるべきです。

ですので脈をどれぐらいをした時にしっかりですので脈をどれぐらい押した時にしっかり押し返してくるかというのを指で感じるのが大切。

もちろん強く押しても軽く触っても常に脈が弱い方もいらっしゃいます。