炎症を考える
炎症を中医学で考えると
実の炎症
虚の炎症
に大きく分けることができると考えられます。
外部からの雑菌などによる炎症の場合
菌が強くそれによる強い炎症の場合は実
菌自体はそこまで強くないがしっかりと栄養を与える事などが出来ず起こる炎症は虚
と考えられます。
また大きなストレスなどによる熱がたまることによって起こる炎症などもあります。
こういった場合も西洋的に検査をすると菌が検出されることはあります。
ですが抗生物質などで一時的に菌を抑えるてもすぐに再発する事が多いです。
こういったパターンも東洋的には実の炎症
内側からの熱を抑えたりすると治まることが多いです。
このパターンも実の炎症ですね。
また身体に冷えがあると上手く気血を巡らせることが出来ず炎症が起きることも。
こういったパターンだと身体全体は温めなければならないですが部分的な炎症は冷やさなくなっといけないので、その炎症の状態により柔軟に対応する必要が出て来ます。
このパターンは虚の炎症です。