直立二足歩行について②
直立二足歩行について①で書かせて頂いた
直立二足歩行が与えた心への影響のうちの脳への影響についてさらに掘り下げてお話ししたいと思います。
手が使えるようになり脳が肥大したことにより、 エネルギー消費とともに 大きな熱を発散するようになってしまいました。
これによりスムーズな熱発散システムも必要になったわけです。
五行で考えると心の液は汗と考えます。
よく考えられた配列だと思いませんか?
犬や猫などは汗腺が発達しておりません、 脳が肥大化した人間に必要になり発達したシステムだとも考えられますね。
また脳のクールダウンシステムについて考える場合
心だけで捉えることは難しく、心腎の交通も考慮に入れた考えが必要になります。
心腎交通とは臓腑弁証の名前ではなく上下のバランスが取れているか?
を指しています。
それが上手くいっていないのを心腎不交といいます。
心腎不交については別に細かく書きますね。